「ピンクシャツはちょっと派手かも」「着こなしが難しそう」
そんなイメージを持っていませんか?

実はピンクシャツは、うまく取り入れることで
一気におしゃれ上級者の雰囲気を出せるアイテムです。
今回は、ピンクシャツをかっこよく着こなすコツと、印象を左右するVゾーンの作り方について解説します。


ピンクシャツがダサく見える原因は?

ピンクシャツが「ダサい」と思われてしまう主な原因は、次の2つです。

  • トーンや素材感が合っていない
  • 他のアイテムとのバランスが悪い

ピンクにもさまざまな色味(青みピンク、サーモンピンク、くすみピンクなど)があります。
また、シャツの素材が光沢すぎたり、逆にくたびれていたりすると、安っぽく見えてしまうことも。

さらに、ジャケットやネクタイとの組み合わせ次第で、全体の印象が大きく左右されます。


ピンクシャツをかっこよく着こなす3つのコツ

① 淡いピンクを選ぶ

ビジネスでもカジュアルでも使いやすいのは、淡いブルーベースのピンク
主張が強すぎず、顔まわりを明るく見せてくれます。

② シャツは立体感のあるものを

特におすすめなのは、タブカラーセミワイドカラーなど、立体的な襟型。
首元に立体感が生まれ、ピンクの柔らかさと相まって知的な印象を作れます。

③ 他のアイテムをシンプルにまとめる

ピンクシャツ自体に存在感があるので、ジャケットやネクタイ、パンツは落ち着いた色や柄を選びましょう。
どこか一か所を無地にするだけで、全体がスッキリ見えます。


Vゾーンの作り方|バランスが命

ピンクシャツを取り入れたときのVゾーン(ジャケットの前を開けたときに見える部分)は、とても重要です。

ポイントは、

  • ネクタイの色をジャケットやシャツとなじませること
  • 柄×柄になった場合は、サイズ感の違う柄同士を合わせること

例えば、チェック柄のジャケットにピンクのタブカラーシャツ、ストライプのネクタイを合わせる場合。
ネクタイのストライプが細すぎず、大柄すぎず、適度に主張を持ったものを選ぶと、バランスが取れます。

また、シャツを白にするよりピンクを選ぶことで、ジャケットとネクタイの間に柔らかいクッションゾーンができ、全体のトーンが自然につながります。


【実例】ピンクシャツを活かしたコーディネート例

今回ご紹介するのは、
チェック柄のジャケット×ピンクのタブカラーシャツ×マルチストライプネクタイ×ベージュパンツの組み合わせです。

一見、アイテムそれぞれに主張がありますが、
ピンクシャツが柔らかいトーンでまとめ役となり、
存在感のあるVゾーンを作りながらも全体が調和しています。

もしもう少し落ち着かせたい場合は、
シャツを白無地に変えるだけで印象がガラッと変わります。
(この「引き算」テクニックも、ぜひ覚えておきたいですね!)


まとめ

ピンクシャツは着こなし次第で、

  • 顔まわりを明るく見せる
  • コーディネートに柔らかさと上品さを加える
  • Vゾーンに奥行きを出す
    そんな効果を発揮してくれるアイテムです。

「ピンク=派手で難しい」と思わず、
まずは淡い色味と立体的な襟型(タブカラーなど)を選び、
シンプルなアイテムと合わせてみましょう。

一歩進んだおしゃれを楽しみたい方に、ピンクシャツはとてもおすすめです!